AWS SAA(ソリューションアーキテクトアソシエイト)の試験を受けてきたので感想を書く。
※試験の内容をバラすのはNGなのでそこには触れない。
試験概要
雑に説明すると、AWSのサービスをつかっていい感じに設計できる能力があるかを測る試験。
試験自体が 「プロフェショナル>アソシエイト>ベーシック 」のランクに分かれている。
今回受けたのは「アソシエイト」
勉強方法と勉強時間
この試験のために 勉強したのは1週間程度。 ただし元々AWSでのVPCやらサーバー構築の知識はあった(作業歴:半年程度)
使ったのは下記二つの教材。
- Amazon.co.jp: AWS認定資格試験テキスト AWS認定ソリューションアーキテクト - アソシエイト 改訂第2版 : NRIネットコム株式会社, 佐々木 拓郎, 林 晋一郎, 金澤 圭: 本
- 【AWS資格】無料WEB問題集&徹底解説 | ソリューションアーキテクト(SAA)
本は家にあった親父のやつを借りパクした。1日かけて読む×2週くらいした。
読んだあとはWEBサイトの過去問※を、通勤中の電車内で解いてた。
※厳密にはAWS試験の過去問は公開されていない・・・はず
試験方法
WEB上で受ける試験なので自宅などでも受けられるらしいが、大阪のテストセンターで受ける方法を選択した。 そもそも自宅で試験受けるのは気分的にもノラないので。
写真付き身分証明書が二つ必要らしく。前日に焦った。 運転免許とパスポートを使ったが、もってない人どうするんですかね・・・
着いたらあとは係の人が色々誘導してくれるので、特に心配しなくていい。
試験中
※ここに書いていることなので、ブログに書いても問題ないはず。
WEB試験がSPI以来だったので新鮮だった。
持ち込めるものはほぼないと思っていい。ハンカチくらい。 メモ用紙?のようなものを貸し出ししてくれるので、 そのあたりは心配しなくていい。 ただ、もちろん画面上に直接書き込めないので、そのあたりは普段の筆記試験と勝手が違う。
特徴的な点としては、英語の原文が見れる。 意味不明な日本語訳になってることがあるので、必要であれば英語も見れる。 実際一つ意味不明な問題があったので見た。 コメントもつけれるので意見しておいた。 (コメント投下中は試験時間から除外されるらしい。フィードバックは一切ないが)
時間は2時間くらいあるが、正直1時間くらいで終わる。
結果
合格
試験終了ボタンを押した次のページで即合否が出てきた。
もう少し余韻とかあってもいいんじゃないですかね・・・
正式な連絡は後日メールで来る。昼12時に受けて夜19時くらいには来た。
感想
勉強方法について
基本的なNWやWEB関連の知識があるのであれば、基本方針としては
- 教科書を一通り読む
- 実際にAWSで色々触ってみる
- 空き時間で過去問を解く
で十分だと思う。 一通り触って自分のサイトとか構築していればなお良い。 AWSを触らずにこの試験に合格することも出来るとは思うが、 意味があるのかは正直疑問。
試験対策としては、上記に挙げた教材だけだと少し危なかった。 教材の質が悪いという話ではなく、ただの勉強不足。 深い部分で理解できていないことがいくつかあるなぁと反省した。
あと、情報の鮮度はかなり気にした方がいい。 実際2021年のリリースで変わっている点も多々あった。 その点、上記の過去問サイトはコメント機能がついてて、おかしい部分はツッコミが入っているのでよかった。
試験のレベルについて
個人的にはちょうどよかったと思う。
過去問やっている時には「簡単すぎワロタ」と調子に乗っていたが、 実際受けると1.3倍くらいの難しさに感じた。 調子に乗ってはいけない。
技術営業や発注者レベルであれば、この試験で十分業務に活かせると思う。 が、この試験に受かっただけだといわゆる「完全に理解した」※の状態な気はする。 慢心せずに今後も勉学に励もうとおもった。
※元ネタ
【エンジニア用語解説】
— 伊藤 祐策(パソコンの大先生) (@ito_yusaku) September 20, 2018
「完全に理解した」
製品を利用をするためのチュートリアルを完了できたという意味。
「なにもわからない」
製品が本質的に抱える問題に直面するほど熟知が進んだという意味。
「チョットデキル」
同じ製品を自分でも1から作れるという意味。または開発者本人。